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アズビル商事とアズビルロイヤルコントロールズを合併

2012年12月20日

< 事業構造の強化を推進 >
azbilグループ販売会社のアズビル商事とアズビルロイヤルコントロールズを合併
−両社の強みを活かし「人を中心としたオートメーション」を実現する技術専門商社に−

azbilグループは「人を中心としたオートメーション」の理念のもと、自らの構造を変革させ、国内外(グローバル)への展開を進めています。成熟し構造変化の進む国内においても3つの事業(ビルディングオートメーション事業、アドバンスオートメーション事業、ライフオートメーション事業)の特徴を組み合わせることで、成長モデルを確保し、また国内外のパートナーとの関係を強化することで、その事業モデルをグローバルに展開し成長と事業効率を高めたいと考えています。今回の国内販売子会社2社の合併は、国内における成長モデル構築の具体的展開の1つです。

azbilグループにおいて、アズビル株式会社の製品を中心に、世界各国の付加価値の高い商品を提供しているアズビル商事株式会社(本社:豊島区北大塚1-14-3 社長:神澤弘一)と、アズビル製品を中心に工業用自動制御機器の販売および計装制御システムエンジニアリングを展開するアズビルロイヤルコントロールズ株式会社(本社:豊島区北大塚1-14-3 社長:谷山進)は、このたび2013年4月1日をもって合併し、新社名を「アズビルトレーディング株式会社」とすることを決定いたしましたのでお知らせします。

アズビル商事は、現アズビル株式会社の前身である山武商会の商号にて1942年に設立され、輸入工作機械商社としての業容を整え、アズビル製品の販売を中心としたazbilグループのフロントエンド商社を標榜し、現在に至っています。
アズビル ロイヤルコントロールズは1964年に設立され、当初は独立系の制御機器販社としてエンジニアリング力を活かした事業を展開、2006年10月からはazbilグループの一員となり、2012年4月にはアズビルの100%子会社となって、さらに連携が強化されてきています。

両社は国内の電機・電子・半導体また自動車・工作機械等の厳しい市場環境の下、さらなる発展をする成長モデルの構築を目指して、事業構造の変革、業務構造の改革を進めてまいりましたが、今回の合併により、その動きを加速いたします。また、「人を中心としたオートメーション」の理念を実践するazbilグループの技術専門商社として、両社の強みを生かしたシナジー効果による事業拡大、企業力強化にも努めてまいります。具体的には、アズビル商事の海外商品など幅広い商品力とアズビル ロイヤルコントロールズのシステムソリューション力を合わせることで、ワンストップで顧客へ価値を提供できる能力が高まります。さらに両社がもつ現場での経験をもとに現場力を磨き課題解決型の営業活動をより強化してまいります。また、合併により事業および経営効率の向上を実現し、さらに伸長市場へ両社の人材を投入、事業の拡大を図ることにより、3年後売上250億円、営業利益12億円を目指します。

【合併後の会社概要】

  • 社名:アズビルトレーディング株式会社
  • 英文社名:Azbil Trading Co., Ltd.
  • 事業内容:ファクトリーオートメーション分野の制御・計測・検査・安全・環境等の機器及びシステムの販売、設計、試運転、計装工事施工、各種ソフトウエアの製作並びに技術サービスの提供等
  • 本社所在地:東京都豊島区北大塚1-14-3 大塚浅見ビル
  • 資本金:5,000万円
  • 社員数:338名
  • 合併期日:2013年4月1日(予定)