セーフティエッジスイッチ
工作機械の自動扉の安全対策ならアズビルトレーディングのセーフティエッジスイッチ GS-M01で!
【適合規格】(コントローラ 形:SC-U1D1との組合せ時)
EN ISO 13849-1:2008 Categry3 PLd
EN 1760-2:2001+A1:2009
EN12978:2003+A1:2009
アズビルトレーディングは、お客さまの安心、安全を提供する安全関連事業の強化の一環として、機械による人の挟まれを防止するセーフティエッジシリーズに、新たに欧州安全規格に適合したセーフティエッジ形:GS-M01とセーフティコントローラ形:SC-U1D1を開発、2012年10月より販売を開始しました。
お問い合わせフォームへセーフティエッジの概要
セーフティエッジは、作業現場における労働災害でもっとも多い挟まれ事故に対し、人と機械が接触する可能性のある扉やテーブルなどの可動部に取付け、挟まれる前に人が接触したことを感圧センサが検知し、セーフティコントローラが機械設備を停止させます。例えば、作業者の腕などが工作機械の自動扉に挟まれないようにセーフティエッジを取付けることにより、作業者が安心して作業をすることができます。
国内を含め世界的に機械安全・作業安全に対するニーズが高まっている中で、セーフティエッジも安全規格の取得が求められています。これまでは、形式認証が必要な欧州の安全規格の要求から海外製品が多く使用されていました。このたび当社は、日本企業で初めて欧州安全規格EN1760-2型式に適合したセーフティエッジを開発、製品化しました。これにより、欧州への輸出に対応することはもちろんのこと、国内外のお客さまのニーズや現場に合わせた多種多様な形状に対応でき、かつ安定的な供給を実現します。
セーフティエッジの特長
- コーナーパーツ(30°、45°、60°、90°)により、各扉形状に合わせた設置を行っていただけます。
- 工作機械などの厳しい環境でも使用可能です。
- 誤検知による停止を低減します。(光学式のセンサでは不注意による遮りなどの誤検知の可能性があります。)
セーフティエッジの仕様
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取扱説明書
※セーフティエッジの取扱説明書は掲示しておりません。お問い合わせください。
セーフティコントローラ形:SC-U1D1 Q&A
質問をクリックすると回答が開きます。
【01】 形:GS-M01以外の感圧スイッチを接続することはできますか?
弊社取扱いの、4線式の感圧スイッチ/抵抗内蔵式の感圧スイッチと接続して使用することができます。
【02】 アズビルトレーディング社製スイッチ以外の製品を接続して使用することは可能ですか?
弊社感圧スイッチ以外の製品との接続については、動作を確認・保証しておりません。
【03】 AC100V/AC200Vの電圧で使用することはできますか?
形:SC-U1D1の定格電圧はDC24Vのみです。DC24Vの電源を準備してください
【04】 1台のコントローラに何本のスイッチを接続できますか?
直列に接続することで、最大5本(5枚)の感圧スイッチを接続可能です。
【05】 コントローラSW1の抵抗値が6.8kΩと470Ωの2種類あります。どちらを選択すればよいのでしょうか?
SW1の値は、接続するスイッチの抵抗値に設定してください(リード線部にラベル表記あり)
6.8kΩ: 6.8kΩ抵抗内蔵式(Y仕様)のスイッチ
15kΩ抵抗内蔵式(P仕様)のスイッチ (注:2本セットで使用します)
470Ω: 470Ω抵抗内蔵式(R仕様)のスイッチ
4線式のスイッチ(S21,S22に接続)
【06】 新規に感圧スイッチを使用する場合は、470Ω/6.8kΩ どちらを使用すればよいでしょうか?
機能的にはどちらの抵抗値でも変わりません。弊社出荷時、SW1は6.8kΩに設定しておりますので、6.8kΩの抵抗内蔵式の感圧スイッチをご使用することを推奨します。
【07】形:SC-U1D1にB接点出力はありますか?
形:SC-U1D1は2つの安全出力13-14/23-24と反対の動作をする1つの補助出力M11-M12(N.C.)がありますので、この出力がB接点に相当します(ただし、安全出力ではないので注意してください)
【07】 形:SC-U1D1のM21-M22接点出力は何になるのでしょうか?
M21-M22は、断線時のみ出力が切替わるの接点です。安全出力の切替り要因の一つとして想定される断線状態を明示することができます。
【08】 形:SC-U1D1とスイッチを接続したが、コントローラの安全出力がでません (K1,K2のLEDランプが点灯せず、13-14/23-24間が導通状態になりません)
形:SC-U1D1は配線に間違いがあると出力が動作しません。動作しない場合は、何らかの配線間違いがあると考えられますので、以下の項目を参照して配線の確認を実施してください。
①スイッチは4線式、抵抗内蔵式であるか確認してください。
4線式スイッチ⇒下記【 A 】参照
抵抗内蔵式スイッチ⇒下記【 B 】参照
②自動・手動復帰モードの設定
自動復帰モード⇒下記【 C 】参照
手動復帰モード⇒下記【 D 】参照
【09】 【 A 】形:SC-U1D1と4線式スイッチの接続方法について?
4線式の感圧スイッチと形:SC-U1D1を接続する場合
①SW1を470Ωに設定します。
②4本のリード線の同極をS11-S21/S21-S22に接続します。
スイッチのリード線の配列については製品取扱説明書を参照ください。
【10】 【 B 】形:SC-U1D1と抵抗内蔵式スイッチの接続方法について?
抵抗内蔵式の感圧スイッチと形:SC-U1D1を接続する場合
①SW1を内蔵抵抗と同じ値に設定します。 (15kΩ(P仕様)内蔵のスイッチは、6.8kΩに設定してください)
②2本のリード線を、S11,S12に接続します。
15kΩ内蔵(P仕様)のスイッチを接続する場合は、必ず2本セットで、S11/S12にそれぞれのスイッチのリード線を接続してください。
【11】 【 C 】自動復帰モードで使用する場合のコントローラの設定はどのようにすればよいでしょうか?
コントローラに感圧スイッチを設置後、正常に動作しない場合は、次を確認してください。
・感圧スイッチがS11~S22端子に正しく接続されていることを確認してください。
・端子 Y1-Y2間を短絡してください。
・コントローラ下面にあるSW2,SW3をAUTOにしてください。
【12】 【 D 】手動復帰モードで使用する場合のコントローラの設定はどのようにすればよいでしょうか?
コントローラに感圧スイッチを設置後、正常に動作しない場合は、次を確認してください。
・感圧スイッチがS11~S22端子に正しく接続されていることを確認してください。
・端子 Y1-Y2間にリセット用のスイッチを接続してください。
・コントローラ下面にあるSW2,SW3をMANUALにしてください。
モニタードマニュアルになっておりますので、リセットスイッチが溶着等でオンしたままの場合、コントローラは再起動しません
【13】 形:SC-U1D1の適合規格は?
ISO13856-2: 2005/EN1760-2: 2001(エッジスイッチ)
ISO13849-1: 2006/EN13849-1:2008
その他感圧スイッチのご紹介
マットスイッチの他に、感圧スイッチシリーズはテープ状、ベルト状の形状で、主に導電性ゴムを素材とし、圧力を加えることにより働くタッチスイッチ製品群をご用意。には、ケーブルスイッチ、コードスイッチや帯状のベルトスイッチ、バンパースイッチ、点状の小型ゴムスイッチがあります。
感圧スイッチのラインナップ(ケーブルスイッチ、ベルトスイッチ、バンパースイッチ他)へ