ロックアウト/タグアウト(Reece Safety Products Ltd)
ロックアウトでお困りではありませんか?
- パドロック(南京錠)にキーを挿入しづらい。キーが抜けなくなることもある。
- マスターキーシステムを用いているが、キー紛失時のシリアル管理が面倒。
- 作業者一人ひとりにパドロック(南京錠)を常時携帯させるので、重いものは嫌われる。
- パドロックの掛け忘れリスクを排除したい。
アズビルトレーディングが解決致します!
- Reece Safety Products Ltd製パドロック(南京錠)のキーは、左右表裏対称のディンプル形状。(Keyed to Differ仕様) 凸部がなくフラットなので、抜き差しがスムーズです。
- キー紛失時のシリアル管理の解決策として、グループロックアウトボックスによる管理方法をご提案致します。
- Reece Safety Products Ltd製パドロック(南京錠)は、高耐久性・軽量のナイロン製ボディです。
- パドロックの掛け忘れリスク対策として、トラップキーシステムをご提案致します。予め定義された操作手順により、確実な安全を確保できます。
アズビルトレーディングは、2014年より、英国Reece Safety Products Ltd 製「ロックアウト/タグアウト」製品の取扱を開始いたしました。
日本国内では、2013年に労働安全衛生規則第107条(掃除等の場合の運転停止等)の改正が行われ、
機械の掃除や、給油、検査、修理、調整作業に従事する作業員の安全を確保する手法として、ロックアウト/タグアウト の重要性が高まっています。
概要
労働災害の多くは、エネルギー(動力)の制御ができずに、誤って機械や装置の電源が入ってしまったり、機械や装置が誤作動することで起こっていますが、適切なロックアウト/タグアウト手順を実施することで、これを防止できます。
「Provision and Use of Work Equipment Regulations 1998, section 19 Energy(1998年作業機器提供・使用規則、第19章 エネルギー(動力)」および「Electricity at Work Regulations 1989, Regulation 13(1989年 職場電気規則、第13条)」は、使用を禁止されている動力を使用したり、あるいは誤って動力をオンすることで発生する、保守整備作業員の不慮の死亡事故や労働災害を防止することを目的として策定されました。
製造設備の保守を安全に行うためには、動力制御の重要性と現行の規制内容を把握し理解することが必要です。また、動力遮断およびロックアウト/タグアウトをどのように適用するか、についても知る必要があります。
ロックアウト/タグアウトとは?
ロックアウトとは、機器の作動を防止することにより、作業員が危険にさらされないようにする方法です。
- 動力遮断スイッチ、回路遮断器、バルブまたはその他の動力遮断機構を、安全な位置またはオフの位置にします。
- 動力遮断機構にロックアウト装置を取り付けて、常時安全な位置に固定されるように確保します。このときに、Reece Safety社のセーフティ・ロックアウト/タグアウト製品が役に立ちます。
- 取り付けられた安全装置に南京錠を掛け、機器の電源を入れられないようにします。
- タグアウトとは、動力遮断装置を安全な位置にセットして、警告の表示を取り付けることです。ロックアウト/タグアウトのための材料は、すべて雇用主(管理者)が供給します。どの材料も、以下の特性を備えている必要があります。
- 耐摩耗性
- 堅固で簡単に外れないこと
- ロックアウト/タグアウトを行った人物を特定できること
多くの企業では、ロックアウト/タグアウトを行う権限を与えられた作業員に、その作業員の名前を明記した南京錠を支給しています。
ロックアウト/タグアウトをいつ行うか?
機械の近くで保守作業を行う場合、次のような原因で作業員が負傷する可能性があります。その場合は、必ずロックアウト/タグアウトを行う必要があります。
- 機器が予期せず起動する
- 機器の惰性動作や、残存エネルギー(空気圧など)の放出
ロックアウト/タグアウト手順が最も必要となりうる状況は、2つあります。
- ガード(安全扉など)またはその他の安全装置を取り外す、もしくは機器を作動させたまま、止むを得ず保守作業を行う必要があるとき。
- 稼働する機械に挟まれる/巻き込まれる可能性のある場所に、アクセスする必要があるとき。
ロックアウト/タグアウト手順を行う必要がある作業は、以下のとおりです。
- 電気回路の修理
- 可動部のある機械の清掃または注油
- 機械内部で詰まったワークの清掃・除去
雇用主(管理者)は、ロックアウト/タグアウト装置を使用することが、法律で定められています。また職場に採用したシステムの種類を問わず、法令を順守する必要があります。
セーフティパドロック(南京錠)
セーフティパドロック本体の材質はナイロン製です。シャックルの材質は、要求に応じて、スチール製または非導電性プラスチック製を選択できます
- Keyed to Differ(=異なるキー)、またはKeyed Alike(=同一キー) のキー運用・管理手法を選択可能。
- 抜き差しがスムーズな、左右表裏対称のディンプル形状キーを採用(Keyed to Differ仕様のみ)
- 偽造されにくいキー形状。高い安全性。
- 20,000通りのキー形状。少ないキー形状重複のリスク。
- 明確な識別が可能な9種類のカラー・オプション。
- 表と裏の両側に、安全に関する警告と、自由記入可能なラベルを標準で貼付。
- 高耐久性、軽量のパドロック本体。
- 横38mm x 高さ44mmのボディー。シャックルの垂直方向の可動範囲は38mm、シャックル径6.4mm。
セーフティ・ロックアウト用掛け金
1つの動力源を遮断する場合、セーフティ・ロックアウト用掛け金を使用すると、複数の南京錠を使用できます。動力を遮断する箇所にロックアウト用掛け金を通し、保守整備作業を行う作業員が各自支給されたキー付きの南京錠をロックアウト用掛け金の所定の位置にかけて、施錠します。こうすれば、作業が終了し、すべての南京錠が取り外されるまで、動力を再開できないため、各作業員の安全が確保されます。弊社では、標準として10種類のロックアウト用掛け金を用意しております。
ゲートバルブ用ロックアウト
ゲートバルブカバーは、バルブの不正操作を防止する簡単かつ低コストの効果的な方法です。バルブカバーは、平たい半月型の2つの部分から成り、バルブのハンドルを完全に覆います。施錠すると、カバーがハンドルの周りを回転するようになり、バルブを操作できなくなります。
- 強化ポリプロピレンプラスチック製
- 絶縁性
- 亀裂や摩耗に優れた耐性
- 激しい温度変化に耐性
- 25mm (1") ~355mm (14") のハンドルに対応する5つのサイズのご用意があります。
- ※他、黄、青、緑色もございます。
エアカプラー用ロックアウト
管内にロックアウトバブルを取り付けないでも空気圧を遮断できます。
弊社のエアカプラー用ロックアウトは、雄のエアカプラーに使用して、圧縮空気源から機器を遮断します。
6.35mm(1/4")、9.52mm(3/8")および12.7mm(1/2")の雄のエアカプラーならほとんどどれにも対応します。
ロックアウトの中央部分にエアホースを挿入できます。
弊社の38mmの真鍮の南京錠と併用します。
ロータリスイッチ/押しボタンスイッチ用ロックアウトカバー
ロータリスイッチや押しボタンスイッチの誤操作防止に最適です。
- 頑丈な透明ABS樹脂のボディー。
- 基礎部分は、丸穴22mmのスイッチに対応、突起部を取り除けば丸穴30mmのスイッチに対応します。
モデルS2151
ロックアウトしたいスイッチの丸穴部分に、予め基礎部分を設置します。カバーは脱着可能で、使用しない場合は保管しておけます。カバー1個と基礎部分1個が付属しています。
モデルS2152AST
モデル S2151専用の基礎部分12枚セットです。交換用またはロックアウトしたいスイッチが複数ある場合に便利です。
モデルS2153
基礎部分とカバーが一体になっており、ロックアウトしたいスイッチに予め設置します。カバーはヒンジ付きで、ロックアウトが不要な場合は、開けた状態にしておけばスイッチを使用することができます。
サーキットブレーカー用ロックアウト
グリップタイト(保持力の強い)MCB用ロックアウト
しっかりと固定して、確実にロックアウトします。親指の操作だけでクランプハンドルをぴたりと固定します。グリップタイト式サーキットブレーカー用ロックアウトは、他の装置に比べ非常に優れた保持力があります。
汎用ミニサーキットブレーカー
特に配電盤に使用する設計です。サーキットブレーカーに横並びで取り付けられます。
- サムターンダイアルねじで固定します。
- 工具は必要なく、迅速かつ簡単に取り付けられます。
- ロックした位置ではダイアルを操作できません。
- 超コンパクトサイズ:高さ50mm x 横15mm
- 熱可塑性素材でできています。
MCB「トグル用ロックアウト」
弊社の製品のなかで最もシンプルかつ用途の広いMCBロックアウトです。CB12「トグル用ロックアウト」をMCBのトグルに取り付けて、マイナスドライバで内側の止めネジを締めると、CB12がトグルに固定されます。締め付けて固定したら、南京錠を通せば、止めネジを緩めることができないため、開錠するまで、ロックアウトを外したり、トグルを操作したりできません。
「工具不要」サーキットブレーカー用ロックアウト
一切工具を使用せずに迅速かつ簡単に取り付けられます。コンパクトな汎用設計で、さまざまなシングル、二連、三連のサーキットブレーカーのハンドルに取り付けられる「工具不要」のブレーカー用ロックアウトは、パネルやブレーカーを加工しないでも簡単に取り付けられます。
サーキットブレーカーのハンドルをオフの位置にして、ロックアウトをハンドルの上に取り付け、手で留めねじを締め付けて、トグルを回して、タグと南京錠を付ければ、取り付け終了です。
グラブスクリュータイプ
グラブスクリュータイプ(右の図参照)もご用意があります。小型のマイナスドライバを使用して固定します。
サーキットブレーカー用ロックアウトキット
サーキットブレーカー用ロックアウトキットは入門用からコンプリートキットまで各種取り揃えました。
産業用ロックアウトキット
中身が充実したこのキットは、個人または部署で使用するのに最適です。標準として、最近の産業環境に対応できる3種類のキットをご用意しております。キットはすべて、ハンドルの付いた頑丈な硬質保管ボックスに収納されています。このボックス単体でもお求めいただけます。
グループロックアウト
コントロールキー用セーフティロックアウトボックス
このボックスはグループでロックアウトする場合に最適です。作業対象の装置をロックアウトした後、ロックアウトキー/ヒューズすべてをこのボックスに入れ、責任者がコントロールキーを使用してこのボックスをロックします。作業員は各自セカンダリキーを外して、保持します。作業が完了し、すべてのセカンダリキーが戻されるまで、中に入っているキー/ヒューズを取り出すことはできません。すべてのセカンダリキーが所定の位置に戻された場合のみ、責任者が、コントロールキーを使用してロックアウトボックスを開けられます。
- コントロールキーは、ロックされた位置とロックを解除された位置で引き抜けます。
- セカンダリキーはキャプティブキーのため、ロックされた位置でないと引き抜けません。
- コントロールキーは、責任者の管理下で複数ボックスを同じキーで施錠できます。
- 外側のキャプティブキーレールは、ドアが閉まると所定の位置にロックされます。
- すべてのキーに真鍮の識別タグが付いています。
- セカンダリキーは「異なるキー」を使用します。
- コントロールキーの番号はすべての錠に記録されています。
- ボックスごとに番号が振ってあります。
スチール製壁掛けグループロックアウトボックス
ヘビーデューイスチール製のグループロックアウトボックスは、黄色の粉体塗装仕上げで、標準で40個のキーを掛けられるフックがあります。ドアは透明アクリル製のため、中のキーを簡単にチェックできます。最大6個の南京錠で施錠できるため、人数の多いグループロックアウトに最適です。
グループロックアウトボックス
大型機械のロックアウトを簡略化できます。機械を動力源から遮断した後、ロックアウトキーをグループロックアウトボックスの中に入れ、管理者がボックスを南京錠で施錠します。 作業員は自分専用の南京錠を使用してロックアウトボックスに施錠します。全員(管理者も含む)の自分専用の南京錠が取り外されるまで、必要なキーを取り出して機械を再起動することはできません。
ロックアウト/タグアウトステーション
小規模企業や大規模部署に最適なこの商品です。
硬質プラスチック製で、内容物込み、内容物なしのどちらでもお求めいただけます。
はっきりとした黒と黄色の枠が付いたこのステーションは、どこに置いても目につきます。
各商品の輪郭図は、在庫の確認をしやすいだけでなく、返却する場合も場所がすぐにわかります。
ご希望に応じて特注品も販売できますので、その旨ご連絡ください。