感圧スイッチのラインナップ

4種類の標準在庫品がございます。
●SMT0507 縦500×横700×厚さ13(mm) ブロックパターン(茶) リード線2m右上
●SMT0710 縦700×横1,000×厚さ13(mm) ブロックパターン(茶) リード線2m右上
●SMB0507 縦500×横700×厚さ13(mm) 筋パターン(黒) リード線2m右上
●SMB0710 縦700×横1,000×厚さ13(mm) 筋パターン(黒) リード線2m右上

下記をご指定ください。
形番例：　SMBT0M50X0M70B01R
形番構成：縦：50cm　横：70cm　端部加工：片側4線式
　 　　　 リード線長：1000㎜　リード線取出位置：右上出し
※末尾が"T"(特殊仕様)は別途図面(イメージスケッチ)を添付ください。

マットスイッチ・カタログの"9ページ"に記載された"マットスイッチ形番構成表をご覧ください。

2009年以前の形番・図面・写真等の情報をご準備の上、アズビルトレーディング 商品開発部までご連絡ください。
※マットスイッチ(感圧スイッチ)の事業はアズビルトレーディングが2009年11月より引き継いだ事業です。この時点で形番(型番)構成が変更となりました。
※2009年以前の製品の中に一部製造を終了したものがございます。予めご了承ください。

マットスイッチの製造は、1枚から承ります。

マットスイッチはA接点(ノーマリーオープン)です。セーフティコントローラ SC-U1D1と組み合わせることにより、見かけ上の動作がB接点的(ノーマリークローズ的)な回路構成が可能です。

標準品の納期は約3週間です。
大量のご注文時の納期や、繁忙期の納期あるいは特殊形状、特殊仕様の場合はこの限りではありません。ご注文の際に弊社営業担当にご確認ください。

4種類の標準在庫品は納期が短縮されます。お問い合わせください。

4種類の標準在庫品がございます。
●SMT0507 縦500×横700×厚さ13(mm) ブロックパターン(茶) リード線2m右上
●SMT0710 縦700×横1,000×厚さ13(mm) ブロックパターン(茶) リード線2m右上
●SMB0507 縦500×横700×厚さ13(mm) 筋パターン(黒) リード線2m右上
●SMB0710 縦700×横1,000×厚さ13(mm) 筋パターン(黒) リード線2m右上

カタログに記載された最寄の弊社支店営業所の営業担当にご確認ください。

可能です。サイズ・形状を図面(イメージスケッチ)にてご指示ください。

• SMT→縦：200～1000mm 横：200～2000mm
• SMB→縦：200～1200mm 横：200～3000mm
• TSM→縦：200～1200mm 横：200～3000mm

形番末尾に"T"をつけることで対応可能です。
また標準外の形状の場合は、個別見積りとなりますので製品形状を図面(イメージスケッチでも可)にて提示ください。

セーフティコントローラの主な使用目的は、マットスイッチの回路の断線検知です。
安全目的で使用する場合は、弊社のセーフティコントローラ SC-U1D1のご使用を推奨いたします。

セーフティコントローラーSC-U1D1は、外部抵抗に相当する抵抗を内蔵していますので、外付け抵抗は必須ではありません。
但し、リード線をコントローラまで戻す事が出来ない場合は、外部抵抗器(形番：R470)を使用する必要があります。

外部抵抗器R470の図面があります。弊社コンポーネントプロダクト部までお問合せ願います。

『10×10㎜の加圧子で1000Nの荷重を１分間印加して異常ない事』としています。
単位面積(cm²)あたり1000Nの荷重を印加可能ということではありませんのでご注意ください。
また、個別の要求仕様に関しましては別途弊社コンポーネントプロダクト部まで問合せ願います。

• SMT：約13kg/m²
• SMB：約15kg/m²
• TSM：約15㎏/m²

※上記は参考値です。サイズにより重さが異なる場合があります。

リード線の左右違う長さの指定は1m単位で最長10mまで可能です。
また、両リードタイプは2本のリード線それぞれ最長10mまで1m単位で指定可能です。
発注時に図面、もしくは備考欄に左右の寸法を記載してください。
記載がない場合は、両側を同じ長さで製作させて頂きます。

マットスイッチの構成部材はクリーンルームでの使用を想定していません。
また、表面のゴムが乗り降り時に磨耗し、粉塵となる可能性があります。
要求されるクリーンレベル・マットの使用頻度等により使用可否が変わりますので、
弊社、コンポーネントプロダクト部までご相談ください。

SMT/SMBマット：NBR(Nitrile butadiene rubber)
→合成ゴムの一種で耐油性能に優れています。
耐紫外線、オゾン特性が悪い為、屋外での使用には適用しません。

TSMマット：NR(天然ゴム)とSBR(Styrene butadiene rubber)のブレンド
→耐候性はありますが、NBRと比べ耐油性能が劣ります。

OB23(目地枠)：
マットスイッチ外周の直線部分に使用する金具です。
コーナー金具を使用して固定します。
定尺で2300mmになりますので、お客様で現物に合わせてカットして使用してください。

OC5(L字型コーナー金具)：
マットの外周のコーナー部に使用します。固定用のねじ穴で固定します。

J2(逆L字型コーナー金具)：
凹形状のように内側にあるコーナー部に使用します。

J3(直線接続金具)：
OB23(長さ2300mm)以上の寸法のマットに使用して、OB23を延長する場合に使用します。

カタログ内に寸法計算例がありますのでご参照ください。
別途、詳細計算用の図面を準備しておりますので参照ください。

お客さまにて、コーナー金具"OC5"のリード線取り出し部(2方向)のどちらかを、リード線の取り出し方向に合わせて切り取る必要があります。

マットスイッチの標準固定方法は、固定金具を使用しますが、マットに穴加工を行うことも可能です。
穴加工は、標準でマット外周から10㎜の位置(土手幅30㎜の場合)にφ10mmとなります。
また、リード線取り出し部位から100㎜の位置には穴加工はできません。

※お客さまで穴開け加工を行った場合、保証対象外になりますのでご注意ください。

標準マットの場合、加圧子形状　100×100㎜平面で約100N～150N程度の範囲で作動します。

※仕様値は200N以下の値で作動するとなっております。

子供を検出するマットの要求特性としてISOでは次のように定められています。

• 足の大きさ：φ40㎜円面
• 重量：約20kg

ISOでは、子供を検出する事を目的としたマットスイッチは、『φ40㎜の円面で150Ｎ以下で動作すること』　と規定されています。

弊社標準のマットスイッチはφ40㎜を確実に検出することはできませんが、
150N以下で作動する特殊仕様も準備しておりますので弊社までお問合せください。

マットスイッチのリード線『PNCTF(4芯)』『PNCTFK(2芯)』は、
絶縁層のEPが耐熱/シース、被覆部分がCR(耐油仕様)です。
耐熱、耐油というグレードに入っています。

リード線の材質や仕様を変更することはできません。

SMTマットは表面パターンがブロックのため、縦横の区別はありません。
SMB、TSMマットの場合は表面が筋形状のため、筋方向の寸法を横寸法としますのでご注意ください。
マットサイズが同じであれば、縦・横の方向違いによる価格差はありません。

マットスイッチを安全な状態で使用するためには、「スイッチが断線して、動作しない状態になっていないか」を常時監視するが必要があります。

4線式(片リードまたは両リード)のマットスイッチとセーフティコントローラSC-U1D1を組み合わせ回路を構成すれば、マットスイッチの内部に一定電流を継続して流し、その電流が流れているかを常時モニタすることができ、万一の断線発生時には出力がOFFになり、機械を停止し、マットスイッチを交換するまで停止状態になり危険状態を回避することができます。

マットスイッチ・カタログの6～7ページをご覧ください。

弊社取扱いの、4線式の感圧スイッチ/抵抗内蔵式の感圧スイッチと接続して使用することができます。

弊社感圧スイッチ以外の製品との接続については、動作を確認・保証しておりません。

形：SC-U1D1の定格電圧はDC24Vのみです。DC24Vの電源を準備してください

直列に接続することで、最大５本（５枚）の感圧スイッチを接続可能です。

SW1の値は、接続するスイッチの抵抗値に設定してください(リード線部にラベル表記あり）
　6.8kΩ：　6.8kΩ抵抗内蔵式(Y仕様)のスイッチ
　　　　　　15kΩ抵抗内蔵式(P仕様）のスイッチ　（注：2本セットで使用します）
　470Ω：　470Ω抵抗内蔵式(R仕様）のスイッチ
　　　　　　4線式のスイッチ(S21,S22に接続）

機能的にはどちらの抵抗値でも変わりません。弊社出荷時、SW1は6.8kΩに設定しておりますので、6.8kΩの抵抗内蔵式の感圧スイッチをご使用することを推奨します。

SC-U1D1は2つの安全出力13-14/23-24と反対の動作をする1つの補助出力M11-M12(N.C.)がありますので、この出力がＢ接点に相当します（ただし、安全出力ではないので注意してください)

M21-M22は、断線時のみ出力が切替わるの接点です。安全出力の切替り要因の一つとして想定される断線状態を明示することができます。

形：SC-U1D1は配線に間違いがあると出力が動作しません。動作しない場合は、何らかの配線間違いがあると考えられますので、以下の項目を参照して配線の確認を実施してください。
①スイッチは4線式、抵抗内蔵式であるか確認してください。
　4線式スイッチ⇒下記【 A 】参照
　抵抗内蔵式スイッチ⇒下記【 B 】参照
②自動・手動復帰モードの設定
　自動復帰モード⇒下記【 C 】参照
　手動復帰モード⇒下記【 D 】参照

4線式の感圧スイッチと形：SC-U1D1を接続する場合
①SW1を470Ωに設定します。
②4本のリード線の同極をS11-S21/S21-S22に接続します。
スイッチのリード線の配列については製品取扱説明書を参照ください。

抵抗内蔵式の感圧スイッチと形：SC-U1D1を接続する場合
①SW1を内蔵抵抗と同じ値に設定します。　（15kΩ(P仕様)内蔵のスイッチは、6.8kΩに設定してください）
②2本のリード線を、S11,S12に接続します。
　15kΩ内蔵(P仕様)のスイッチを接続する場合は、必ず2本セットで、S11/S12にそれぞれのスイッチのリード線を接続してください。

コントローラに感圧スイッチを設置後、正常に動作しない場合は、次を確認してください。
・感圧スイッチがS11～S22端子に正しく接続されていることを確認してください。
・端子　Y1-Y2間を短絡してください。
・コントローラ下面にあるSW2,SW3をAUTOにしてください。

コントローラに感圧スイッチを設置後、正常に動作しない場合は、次を確認してください。
・感圧スイッチがS11～S22端子に正しく接続されていることを確認してください。
・端子　Y1-Y2間にリセット用のスイッチを接続してください。
・コントローラ下面にあるSW2,SW3をMANUALにしてください。
モニタードマニュアルになっておりますので、リセットスイッチが溶着等でオンしたままの場合、コントローラは再起動しません

ISO13856-2: 2005/EN1760-2: 2001(エッジスイッチ)
ISO13849-1: 2006/EN13849-1:2008