サーモグラフィ良否判定システム

赤外線サーモグラフィ自動検査システム

サーモグラフィ良否判定システム(旧:ホットメルト良否判定システム)は、ワークの表面温度分布情報に基づいた面積判定、長さ判定、温度異常判定ができる、次世代のマシンビジョンシステムです。

サーモグラフィ良否判定システムの概要

サーモグラフィ良否判定システムは、カメラ部に小型サーモグラフィを採用し、温度情報を用いた画期的な検査システムです。取り込んだ熱画像を瞬時に解析し判定することが可能です。
従来からの可視画像によるマシンビジョンシステムでは、温度情報からの判定ができませんでしたが、本システムでは測定対象物表面温度のピクセル数(面積)・長さを判別する検査が可能です。また、低価格の小型サーモグラフィを採用することにより、高価なマシンビジョンシステムを導入した場合と比べシステムのコストを大幅に低減可能です。用途は豊富で製品パッケージを接着するホットメルトの異常検査はもちろん、ヒートシール検査、成型品の品質管理、食品製造時の温度管理、充填物の容量検査など、物体の表面に著しい温度変化が現れるワークに適用できます。

サーモグラフィ良否判定システムの特長

  • カメラ部にサーモグフィを採用し、可視カメラでは写らない温度分布情報を撮影
  • 質量 200g、外形寸法 46.6(W) × 49.5(H) × 104.1(D)mm のコンパクトなカメラ 部は製造ラインへの設置が容易
  • カメラ部は2種類あり、それぞれ320 × 256 、640 × 512ピクセルの解像度、また画角も3種類から選択可能
  • ラベリング処理アルゴズムを装備し、エッジ抽出範囲内の温度判定ピクセル判定(面積)、長さ判定が可能
  • 高速処理で最大20種の同時判定が可能 (※カメラ台数・判定項目により異なります。)
  • 最大240ms (250 回/分 )での高速判定にも対応(※カメラ台数・判定項目により異なります。)
  • 様々なワークの最高温度、低平均ムラ等監視を行いヒーターなどの周辺機器に制御信号を出力
  • 既設制御装置と通信による連携が可能
  • 優れたユーザーインターフェースを装備し、お客さま自身での検査設定が容易
  • 映像のズレを意識しないで検査設定できる自動補正機能を装備
  • 視覚的に検査設定可能なグラフィック構成
  • 自動検査による人件費削減
  • 全数画像保存はもちろんNG画像のみ保存も可能なため品質管理データ蓄積が可能
  • 保存された熱画像はピクセル単位で温度情報を記録しており、後から詳細な分析が可能であるため品質管理で威力を発揮

アプリケーション事例

ホットメルト検査判定

  • 飲料充填後のパッケージのホットメルト接着検査(接着不良)
  • 食料、薬品パッケージのホットメルト接着検査
  • プリンタ用紙、飲料、ビールなどの段ボールホットメルト接着検査(のり切れ、欠け、不足、過多、位置不良、飛び、圧着不良)

ヒートシール検査判定

  • カップ麺、菓子パッケージのヒートシール接着検査
    (しわ、挟み込み、折れ曲がり)

成型品の品質管理

  • ペットボトル成形時の温度管理、形状検査

食品製造時の品質管理

  • 焼き菓子製造時の温度管理、面積・長さ・幅検査

フィルム、紙の品質検査

  • 異物混入による圧着不良の発見
  • 紙の温度分布によって均一な厚さが保たれているかを確認

充填物容量検査

  • 瓶詰飲料の充填容量可否検査
  • ガスボンベのガス充填有無検査

カレンダー装置の樹脂投入量制御

  • 樹脂の温度管理、面積・長さ・幅検査

温度上昇によるトラブルの監視

  • ゴミピット、石炭、コークス等の発火物の温度異常の連続監視
  • 場内、モータ、壁面等を異常発熱を検知し信号出力

耐火物劣化監視(オプション※別途お問い合わせください)

  • 製鉄用、鋳造用取鍋のひび割れの早期発見
  • 耐火レンガの劣化監視
  • 運転開始時の予熱の管理

お問い合わせ先

コンポーネント・プロダクト部

  • TEL:03-5961-2153
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